メルカリで破損していると嘘をつかれたら?対処法や騙されないコツ

メルカリで動作確認を行った商品を発送したのに、破損していると嘘をつかれた。

そんな経験ございませんか?

メルカリで商品の破損や嘘の申告に遭遇すると、戸惑いや不安を感じることでしょう。

しかし、そんな状況においても冷静に対処する方法を知ることは重要です。

この記事では、メルカリで破損した商品や嘘の申告に対する対処法や騙されないコツについて詳しく解説します。

  • 具体的な連絡方法
  • 返品・返金手続きのポイント
  • トラブルを未然に防ぐための注意事項

について解説し、信頼できる情報源やメルカリのポリシーに基づいた対応策を具体的に紹介していきます。

目次

メルカリで多い破損など理由とした嘘(詐欺)の5つの実例【購入者側】

メルカリでよくある破損詐欺(嘘)とは、一体どのようなものなのでしょうか。

出品者と購入者どちらの立場でも、破損による嘘の被害は起こり得るでしょう。

ここではあなたが出品者として、遭遇し得る購入者からの嘘の実例を紹介していきます。

  1. 「商品が不良品だ!」と嘘をつく
  2. 商品を使用して返品を要求する
  3. 商品の入れ替え詐欺
  4. 「配送トラブルが起きた」と嘘をつく
  5. 受け取っていない!と主張

それでは一つずつ解説していきます。

1.「商品が不良品だ!」と嘘をつく

購入者が商品を受け取った後、実際には不良品ではないにもかかわらず、「商品が不良品である」と主張するケースがあります。

2.商品を使用して返品を要求する

購入者が商品を一部使用した後、残りを返品し、全額返金を要求するケースがあります。

例えば、コスメティック製品の場合、一部使用した後に「効果がない。説明と違う」と主張し、全額返金を求める場合があります。

3.商品の入れ替え詐欺

購入者が商品を受け取った後、受け取った商品とは異なる商品と交換し、正当なクレームを行うケースがあります。

例えば、高価なブランド品を安価な類似品と入れ替え、「届いた商品が偽物だった!」と主張する場合などがあります。

4.「配送トラブルが起きた」と嘘をつく

購入者が商品を受け取った後、「配送中に起きたと予測される破損があった!」などの配送トラブルを主張するケースがあります。

しかし、実際には購入者が商品を破損させたり、配送トラブルをでっち上げたりしているのです。

5.受け取っていない!と主張

購入者が商品を受け取った後、実際には受け取ったにもかかわらず、「商品が届かなかった」と主張し、返金を要求するケースがあります。

この場合、定形外郵便など追跡番号が発行されない方法で起きやすいとされています。

これらは実際に報告されたケースの一部であり、全ての取引が問題なく進むこともあります。

次に、出品者側の嘘の実例についても見ていきましょう。

メルカリで多い破損など理由とした嘘(詐欺)の3つ実例【出品者側】

メルカリでは、出品者が嘘をついて詐欺行為を行うケースも存在します。

以下に、実際に報告されたメルカリの出品者による嘘や詐欺行為の実例をいくつか挙げます。

  1. 偽の商品の出品
  2. 商品を送っていないのに「送りました」と嘘をつく
  3. 実際は起きていない配送トラブルのでっち上げ

それでは一つずつ解説していきます。

1.偽の商品の出品

出品者が実際には存在しない商品の写真や説明文を使用し、購入者を騙して商品を購入させるケースです。

商品が届いた後に偽物や不具合品であることが判明し、購入者は被害を受けることになります。

2.商品を送っていないのに「送りました」と嘘をつく

出品者が商品の発送通知を偽って送信し、支払いを済ませた購入者にはいつまでたっても商品が届かないケースがあります。

支払い後に連絡が取れなくなったり、発送の証拠を提供しなかったりすることで、詐欺を行います。

メルカリでは、購入者が放置してしまうと、発送通知から9日後の13時には自動で取引完了となって詐欺出品者に売り上げが支払われることとなってしまいますので、注意が必要です。

このようなメルカリの自動評価システムを悪用した「送りました詐欺」というのも横行しています。

3.実際は起きていない配送トラブルのでっち上げ

出品者が商品を発送した後、トラブルが発生したと偽り、配送業者の問題や商品の紛失を主張するケースがあります。

実際には商品を発送していないにも関わらず、配送トラブルをでっち上げて、自分に責任はないとして返金を回避しようとする詐欺です。

メルカリ購入者から「破損している!」と嘘をつく時の対応策は?

メルカリで商品を購入した際に、「破損していた!」という主張を受けることがありますが、その中には真実ではない場合も存在します。

ここでは購入者からの破損主張が本当かどうかを確かめる方法と破損していたという嘘に対する適切な対応策について詳しく解説します。

  • 「破損している!」は嘘なのか確かめる
  • メルカリに報告してもらう
  • 返品を拒否する

それでは一つずつ解説していきます。

嘘なのか確かめる

購入者からの破損主張が真実かどうかを確かめるためには、以下のポイントに注意することが重要です。

まず、証拠を求める為に、 購入者に破損した商品の写真や動画を提供してもらいましょう。

商品の状態や梱包状況が、「破損している!」という主張が嘘か本当かの判断材料となります。

次に、過去の評価を調査してください。

購入者の過去の評価や口コミを確認しましょう。

破損主張が頻繁に行われている場合や信頼性の低い評価がある場合は、注意が必要です。

メルカリに報告する

購入者からの破損主張が疑わしい場合、メルカリに報告し相談すること重要です。

メルカリの「取引トラブル申請」機能を利用して、問題を報告しましょう。

具体的な状況や証拠を提供し、メルカリのサポートチームに相談することで適切な対応を受けることができます。

「破損があった」と主張があった場合、その主張に少しでも疑わしさを感じるのであれば、めにメルカリに報告することが重要です。

返品を拒否する

「破損主張が嘘である」と判断した場合、その判断を裏付ける明確な証拠を提示することができるのであれば、返品を拒否する旨を伝えることも選択肢の一つです。

例えば、出品した商品が時計だったとして、その時計に「傷があったから返品して欲しい」と主張があった場合、出品時の傷がついていないとわかる写真が残っているケースなどです。

明らかに購入者が嘘をついていると証明できるのであれば、堂々と証拠写真を理由に返品を断りましょう。

仮に相手が納得しない!と反論してくるようなら、証拠写真をもってメルカリ事務局に相談するといいです。

落としどころを見つける

商品破損の主張が真実か嘘かの判断が難しい場合、双方が納得できる解決策を見つけることが重要です。

破損が確認された場合でも、全額返金する必要はありません。

破損箇所に応じた部分的な返金や修理費用の補償を提案することで、トラブルを解決できる場合もあります。

購入者との信頼関係を築くために、再度の取引や割引などの提案を行うことも考慮してください。

実は「落としどころを見つける」というのも、双方の納得いく部分を見つけるのが非常に難しい場合もあります。

そのような時もメルカリ事務局へ相談するとメルカリが気の利いた提案をしてくれることが多いのです。

上記のメールには「発送と返品の時に発生する送料をメルカリが負担するから返品に応じてあげて下さい」というメルカリの神的な提案が記載されています。

受け取った商品を見たお客さんが「思っていたものとは違う!」として返品を要求してきた時に、こちらも「写真や説明に記載通りの商品に違いない」として返品を拒否しました。

納得しないお客さんがメルカリに連絡した結果、メルカリがこのような提案をしてきたのです。

困ったときは「とりあえず、メルカリ事務局へ相談する」ということを是非覚えておきましょう。

メルカリで購入した商品が破損?!しかし、出品者が嘘をついて破損を認めない時の対応

メルカリで商品を購入した際に、商品が破損していて、それを連絡すると出品者が「出品時には破損していなかった」と嘘をつくケースもあります。

こんな時、困りますよね、、、?

どのように対応すればいいでしょうか?

  • 出品者に追及し続ける
  • メルカリ事務局へ相談する

それでは一つずつ解説していきます。

出品者に追求し続ける

出品者からの「もともとは壊れていなかった!」という主張が嘘であると感じた場合、以下の方法を試してみましょう。

メルカリ購入履歴より、購入した商品の写真と商品説明を確認します。

メルカリは、購入後に出品時と異なる状態の商品が届くことなどにより起こるトラブルを防ぐために、写真や説明文は変更したり、消去できない仕組みになっています。

そのため、再度、出品時の商品の状態を写真や説明より確認して、不具合や破損個所が確認できる箇所がないか?確認をしましょう。

その際に、不具合や破損について確認できないのであれば、それを理由に出品者に

  • なぜ破損のある商品が届いたのか?
  • なぜ、出品時の写真や商品説明と異なる商品が届いたのか?

理由を求めます。

ここで相手を納得させる説明できないからということで返品に応じるようであれば問題は解決します。

しかし、もともと悪意のある出品者である場合は、この段階でもさらに嘘をつき

  • 知らない
  • 配送業者の問題だ
  • むしろ、購入した側が嘘をついているのでは?

と言ってくる可能性もあります。

そんな時は、迷わず次の行動に移りましょう。

メルカリに報告・相談する

悪意のある出品者の嘘に対しては、当事者同士での話し合いで解決することはほぼ難しいので、すぐにメルカリに相談をしましょう。

メルカリに相談する際のポイントは

  • 受け取り評価やキャンセル申請をする前に相談する
  • 事実のみを時系列で正確に伝える

メルカリでは「受け取り評価後は基本的にキャンセルできない」仕組みになっております。

そのため、受け取り評価をする前にメルカリに相談しましょう。

また、出品者が嘘をつき返品に応じないようなケースでは、つい感情的になりがちですが、メルカリに報告する際は、「客観的な事実のみを時系列に沿って正確に伝える」ことが重要です。

一番重要なポイントは、「出品時の商品の状態と受け取った商品の状態が異なる事を伝えること」です。

そのためには、

  • 出品時の状態が分かる写真や商品説明
  • 受け取った商品の破損が分かる写真や状態の説明

また、

  • 配送業者による破損やトラブルが原因でないことを示す箱や袋の状態の写真

をメルカリに送りましょう。

事実のみを伝えたら、後はメルカリが提出した資料やこれまでの出品者とのやり取りの内容を総合的に判断して、結果や今後の対応について連絡してくれます。

当事者のみでの問題の解決が困難と感じた時はすぐにメルカリに相談することをおすすめします。

メルカリで破損の嘘に騙されないための4つコツ(出品者として)

ここではメルカリで起こりうる、破損の嘘に騙されないための5つのコツをご紹介します。

  • 出品前に丁寧に検品する
  • 商品の細部が分かるように撮影する
  • 厳重に梱包する
  • 追跡番号の発行される配送方法を選ぶ

それでは一つずつ解説していきます。

出品前に丁寧に検品する

出品する商品は、事前に丁寧に検品しましょう。

  • 動作確認
  • 付属品の有無
  • 破損や汚れがないか

など、中古商品の場合は特に、検品を厳重に行い、商品説明に詳しく記載します。

実際に問題が起きた時に、詳しい説明がこちらに非がないことを示す重要な証拠になるので、しっかり検品を行いましょう。

商品の細部が分かるように撮影する

商品の写真を撮る際には、細部が分かるように心がけましょう。

購入者から破損や不具合の報告があった時に、掲載していた写真から

  • 商品に問題があったのか?
  • 購入者が嘘をついているのか?

判断できることが多いからです。

そのため、破損箇所や欠陥がある場合は、特にその部分をクローズアップして撮影し、購入者に正確な情報を提供することが重要になります。

メルカリでは10枚もの写真を掲載することができるようになっていますので、なるべく多くの写真を、様々な角度から撮って掲載することをおすすめします。

 厳重に梱包する

商品を発送する際には、厳重な梱包を行いましょう。

壊れていた!という主張があった時に、配送業者が問題のある配送をしたのか?という点も考えなければなりません。

そのような時に、「どんな梱包をして発送したのか?」が問われます。

厳重な梱包をして発送したのであれば、商品が破損したのは

  • 配送業者の配達の仕方の問題
  • 購入者が嘘をついている可能性がある

ということをしっかり主張できるわけです。

そのため、適切なクッション材や包装材を使用し、商品が運送中に破損するリスクを最小限に抑えましょう。

梱包をしっかりしていると、万が一、配送中に商品に破損が生じたとしても配送会社が補償をしてくれます。(適当な梱包であれば、補償をしてくれないケースがほとんどです。)

追跡番号の発行される配送方法を選ぶ

商品を発送する際には、追跡番号が発行される配送方法を選ぶことをおすすめします。

万が一、商品の不着や紛失が起きた時には、追跡番号が重要な証拠となります。

悪意のある購入者の中には、追跡番号が発行されない配送方法を理由にわざと「商品が到着していない」と訴えてくる人もいるのです。

商品は受け取っているのに、返金を要求してくる悪質な詐欺行為にあたります。

そのような時に、追跡番号があれば、発送後の商品の行方については配送業者が責任をもって対応をしてくれ、また、万が一、紛失が起きたとしても配送業者が補償をしてくれます。

メルカリで配送中の破損トラブルを補償してくれる配送方法

メルカリでは、配送中に商品が破損した場合に補償してくれる配送方法がいくつかあります。以下に代表的な配送方法をご紹介します。

  • らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便
  • クロネコヤマト
  • 佐川急便
  • 郵便局

らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便

らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便は、メルカリと提携している配送サービスです。

この配送方法を選ぶと、商品の配送中に破損や紛失が発生した場合に、一定の補償が受けられます。

メルカリで購入した商品が届かない、発送した商品が届かない時でらくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便を利用しているときは、メルカリに連絡をしましょう。

メルカリへの連絡の方法はコチラに詳しく記載されています。

クロネコヤマト

クロネコヤマトは、日本国内で幅広く利用されている宅配便サービスです。

クロネコヤマトを選択した場合、配送会社によるトラブルや破損が起きた時に、補償が受けることができます。

宅急便の補償金額(責任限度額)は、宅急便1個につき30万円(税込み)までとされています。

破損や紛失が発生した場合は、クロネコヤマトに連絡して補償についての手続きを進めましょう。

クロネコヤマトの補償制度についてはコチラに詳しく記載されています。

佐川急便

佐川急便も日本国内で広く利用されている宅配便サービスです。

佐川急便もクロネコヤマト同様に、配送会社によるトラブルや破損が起きた時に、補償が受けることができます。

破損や紛失が発生した場合は、佐川急便に連絡して補償についての手続きを進めましょう。

佐川急便の運送保険についてはコチラに詳しく記載されています。

郵便局

郵便局の場合も、郵便局側の責任で発生したトラブルや商品の破損については補償を受けることが可能です。

しかし、補償対象外となる配送方法もあるので注意が必要となります。

下記サービスは、万一事故があっても損害賠償の対象となりませんのでご注意ください。 ・郵便物(手紙)で書留または代金引換としないもの ・郵便物(はがき)で書留としないもの ・レターパック ・ゆうメールで書留または代金引換としないもの ・ゆうパケット郵便物等の損害賠償制度

メルカリで破損に関する嘘についてよくあるQ&A

メルカリで破損に関する嘘に遭遇した場合、以下のような状況や疑問が生じることがあります。

それぞれのQ&Aをご紹介します。

  • メルカリで購入者から破損していたと嘘をつかれた時は泣き寝入りしかない?
  • メルカリ便は商品破損に対しては補償されないの?
  • メルカリで嘘のクレームを見抜く方法は?
  • メルカリで「壊れていた」と連絡がきた。どんなメッセージで返信すれば?

それでは一つずつ解説していきます。

メルカリで購入者から破損していたと嘘をつかれた時は泣き寝入りしかない?

いいえ、泣き寝入りする必要はありません。

まずは冷静になりましょう

証拠を集めることやメルカリのサポートに相談することで、嘘のクレームに対応できる場合もあります。

また、このような購入者からの嘘に遭遇しないためにも、

  • 出品前の検品しっかり行う
  • 掲載写真を様々な角度からなるべく多く掲載
  • 商品状態を詳しく書く
  • 追跡番号の発行される配送方法を利用する

上記のポイントを意識するといいでしょう。

メルカリ便は商品破損に対しては補償されないの?

メルカリ便は、一部の条件を満たす場合に商品の破損や紛失に対して一定の補償が受けられることがあります。

ただし、補償の範囲や金額には制限があるため、詳細な内容を公式ウェブサイトなどで確認しましょう。

また、他の配送方法を利用した場合の補償についても、各配送業者の規定を確認することが重要です。

メルカリで嘘のクレームを見抜く方法は?

嘘のクレームを見抜くためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 相手の過去の評価を確認する(新規や悪い評価が多い人は要注意)
  • 客観的な事実について説明や証拠の提示を求める

評価を確認した時に、過去の取引において同様の評価が多いケースは要注意です。

また、新規で評価が0の人も捨てアカウントの可能性があるので疑いましょう。

相手とやり取りをする際は感情的にならず客観的な事実のみを伝え、また、説明や証拠の提出を求めるようにしましょう。

嘘をついている場合、どこかで不自然な発言や根拠に欠けた主張、矛盾している部分が見えてくることがあります。

メルカリで「壊れていた」と連絡がきた。どんなメッセージで返信すれば?

壊れていたとの連絡がきた場合、以下のようなメッセージで返信すると良いでしょう。

「ご連絡いただきありがとうございます。商品の状態を確認するため、お手数ですが壊れている箇所が分かる写真を提供していただくことは可能でしょうか?よろしくお願いいたします。」

このようなメッセージで、具体的な証拠の提供を求めることで、真偽の判断材料を得ることができます。

まとめ:メルカリで破損を理由にした嘘トラブルは正しく対応しましょう

メルカリで破損を理由にした嘘トラブルに遭遇した場合、冷静に対応することが重要です。

今回の記事では、購入者側や出品者側の嘘の実例や対応策について、また、メルカリに相談する際のポイントや破損に騙されないためのコツについても解説しました。

メルカリでのトラブルは避けられないこともありますが、正しく対応することで多くの問題は解決できます。

メルカリで起きる様々な状況に柔軟に対応して楽しくメルカリを利用していきましょう。

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