中国輸入メルカリ転売は今から始めても稼げる?初心者が取るべき戦略とは?
「中国から輸入した商品をメルカリで売ると儲かるらしい」
そう聞いて、中国輸入メルカリ転売に興味を持つ人はたくさんいます。
- 利益率が高い
- ライバルが少ない
- 利益商品が簡単に見つかる
上記のような情報が目につきますが、全てを鵜呑みにするのはやめた方が良いです。
時代背景や為替も関わってくる中国輸入が、常に同じように稼げるわけがありません。
では、今から中国輸入メルカリ転売を始めた場合、実際に稼ぐことはできるのでしょうか?
この記事では、中国輸入メルカリ転売を「これから始める人」向けに解説します。
目次
中国輸入とは?メルカリで儲かる仕組み
「中国は世界の工場」と呼ばれていることをご存知でしょうか?
今やほとんどの商品が「Made in China」であり、ハイブランドから100円均一の商品まで、中国製になっていますよね。
では、なぜ多くの商品が中国製なのかと言えば「儲かるから」に他なりません。
簡単に言うと、日本で商品を作るよりも中国製の商品を輸入した方が利益を取りやすいってことです。
「でも、輸入するくらいなら、国内で作った方が安そうだけど」
そう思う方もいるでしょう。
例えば「商品を1つ作る」なら、輸入費用がかからない国内生産が有利です。
しかし、100個、1,000個と量が多くなるほど、安く作れる中国に軍配が上がります。
ほとんどの商品が既に作られた商品
驚く方も多いかもしれませんが、現在の日本国内で販売されている多くの商品は、既に中国で作られた物を転売しているだけなんです。
ちょっと前にGacktとローランドのアパレルブランド「G&R」が、オリジナルデザインと言いつつ、中国商品を転売しているだけだった件で話題になりました。下の画像を見れば明らかですね。
これは既存の中国製品に少しだけ変更を加えて販売する「OEM」という手法です。
タグや袖のサイズをちょっと変更するだけで「自社商品」が完成するため、ライバルの参入を防ぎ、利益を独占できるメリットがあります。
そのため、現在は多くの企業がOEMで儲けている状況です。
企業だけでなく個人も同じことができる
中国商品は、個人でも簡単に輸入できます。
OEMについても、わざわざ現地へ出向かずにオンライン上で発注が可能です。
そのため、最近ではインフルエンサーが「自社アパレル」と称してOEM製品を販売したりもしていますね。
中国製品は一度に大量生産することで、1品あたりのコストを最小限にできるため、個人でも利益を取りやすいのが特徴。
大量に注文することで、1品あたりの単価を下げることもできます。
「安く買って高く売る」
上記は、物販の基本ですが、中国輸入はこれを実現しやすいってことです。
- メルカリで売り切れた商品・値段を検索
- 中国サイトで売れた値段より安く買えないか確認
- 価格差があれば仕入れる
上記のシンプルな流れで稼げるのが、中国輸入メルカリ転売になります。
中国輸入メルカリ転売の3つのメリット
ここでは、メリットを見ていきましょう。
メリット
- 安く仕入れられる
- 手軽に始められる
- どのジャンルでも稼げる
メリット①安く仕入れられる
中国輸入の大きなメリットは、とにかく安く仕入れられることです。
はじめて輸入する人なら、資金は3万円もあれば良いかなと。少ない資金で稼げる可能性を掴めるのは、中国輸入ならではと言えるでしょう。
メリット②手軽に始められる
メルカリは、誰でも手軽に始められるのがメリット。
例えば、Amazonは月額4,900円の大口出品者への登録が基本ですし、最近は出品規制も厳しくなっています。この点、メルカリは初心者に優しいプラットフォームかなと思います。
中国輸入に関しても、インフラが整っているのですぐに始められます。「輸入」と聞くと難しいイメージを持つ人もいると思いますが、実際は国内サイトで買い物するのと同じ感覚で実践できます。
メリット③どのジャンルでも稼げる
中国商品はどのジャンルにも存在するので、自分の好きなジャンルで稼げます。
「流石にこんな商品はないよな」と思うようなものも、見つけられるのがメリットです。検索スキルを身につければ、ライバルが見つけられないような商品で稼ぐこともできるでしょう。
アクセサリーの金具や、家電製品の配線材など、あらゆる商品がありますよ。
中国輸入メルカリ転売の3つのデメリット
ここでは、デメリットを見ていきましょう。
デメリット
- 関税の知識が必要
- 薄利多売になりがち
- 中国商品に悪いイメージを持つ人もいる
デメリット①関税の知識が必要
輸入品は商品によって関税がかかってきます。
- 3,000円の価格差を見つけた!
- 関税で4,000円取られる
- 1,000円の赤字
上記は初心者にありがちなミスですね。
何にどれくらいの関税がかかるのかは、輸入する度にチェックしましょう。
デメリット②薄利多売になりがち
中国輸入メルカリ転売は、基本的に薄利多売になります。
理由としては、中国元の価値が上がり、日本円の価値が下がっていること。
2018年は「1元=17円前後」でしたが、2022年は「1元=20円前後」となり、3円ほど値上がりしていることが分かります。
その他の理由としては、中国輸入を実践する人が増えたことによる、メルカリ内での価格競争です。
最近では、中国の仕入れサイトと同等の金額で出品されている商品も増えてきました。知識のない初心者が参入して、稼げるような状況ではないでしょう。
大衆向けの情報ではなく、視点をズラした商品リサーチと戦略が必要になっています。
デメリット③中国商品に悪いイメージを持つ人もいる
前述した著名人の不祥事により、中国商品にネガティブなイメージを持っている人も増えてきました。
利益がほとんど取れない価格で出品しても「この商品は高い」と口コミをする人もいます。
また、安い商品にはクレーマーがつきやすいのも事実です。
メルカリで出品する際は、ある程度覚悟して実践することをおすすめします。
中国輸入の仕入先3つ:初心者におすすめ順で紹介
中国商品を輸入する際の3つの仕入先を紹介します。
- AliExpress
- タオバオ
- アリババ
AliExpress
AliExpressは、2010年にスタートしたBtoC(対個人向け)のショッピングサイトです。
多言語に対応し、商品は1品から購入できます。
Amazonや楽天市場などで買い物をする感覚で輸入できる手軽さが特徴的。
出品者とのやり取りは英語でOKです。
タオバオ、アリババと比較すると単価は高めになります。
同じ商品を複数買ったり、1つのショップから複数の注文を入れることで、値下げ交渉することは可能です。
中国輸入に興味のある方は、まずAliExpressを使ってみると良いでしょう。
タオバオ
タオバオは、中国国内向けのBtoCショッピングサイトです。
中国輸入の立ち位置的には「AliExpressより安いけど、アリババよりは高い」といったイメージ。
日本へ直接発送してくれる出品者も結構いるため、コネクションを作れると稼ぎやすいです。
タオバオでもAliExpressと同様、複数購入で値下げしてくれる出品者がたくさんいます。
ちなみに英語は通じないことが多いです。
AliExpressで輸入の感覚に慣れてきたら、タオバオを使ってみると良いでしょう。
アリババ
アリババは中国のBtoB向けのサイトです。
日本へ商品を直接発送してくれる業者は少ないので、代行業者を使うのが一般的。
代行業者とは
アリババの業者と私たちの仲介役になってくれる業者。注文や関税に関する注意なども行ってくれる。 代行業者は中国国内に倉庫を持っているため「商品を中国倉庫へ発送」→「まとめて日本へ発送」という流れを実現できる。 |
卸サイトのため1品から購入できることは稀で、まとめ買いが基本になります。
- AliExpressやタオバオで単品購入
- 売れ行きをチェック
- よく売れる商品はアリババで購入
上記のような流れにすると、赤字や不良在庫のリスクを最小限にできます。
代行業者によっては商品を探してくれるサービスを利用できるので「これ中国商品かな?」と思うようなものがあったら活用してみると良いでしょう。
メルカリで儲かるジャンルは参考にしなくていい理由
ネット上には「中国輸入メルカリ転売におすすめのジャンル」みたいな情報がありますが、これは参考にしなくてOKです。
前述した通り、どのジャンルにも中国商品はたくさんあります。
あと、ネット上の情報を参考にすると、ライバルと商品がかぶってしまいやすいかなと。
以下のような考え方を頭に入れておくと、中国輸入で稼ぎやすいですよ。
初心者は「軽い・小さい・壊れない」商品に絞ろう
これから中国輸入メルカリ転売を始めるなら、まずは「軽い・小さい・壊れない」の三原則をクリアした商品を仕入れましょう。
軽くて小さい商品は、送料を抑えられます。
特に国際送料は割高なので、コストを最小限にするためにも、軽い・小さいを厳守したいところです。
また、中国商品は梱包が雑だったりするので、壊れて届くことも珍しくありません。
返金・返品は基本不可なので、泣き寝入りしなければならないのが現状です。
もともと壊れにくい商品なら、安心して輸入できますよね。
- シリコン製品
- ケーブル類
- アクセサリー・小物
あなたが思いつく「軽い・小さい・壊れない」商品は何でしょうか?
思いついたアイデアをノートに書き出して、リサーチのネタにしてみると良いでしょう。
既に売れている商品を仕入れること
輸入する商品は、原則として「既に売れている商品」に絞ってください。
事前に売れている証拠があれば、確証を持って仕入れられます。
反対に「売れるだろう」という感じで行動すると、いくら安くしても売れない可能性があるのでやめましょう。
メルカリは、過去に売れた商品のみ表示する方法は以下の通りです。
- キーワード検索
- 販売状況を「売り切れ」に設定
あとは中国の仕入れサイトで同じ商品が安く売ってないか見ていけばOKです。
後出しジャンケンと同じ要領で、賢い仕入れを行いましょう。
メルカリに業者認定されないように注意
中国輸入を実践しているアカウントは、しばしばメルカリから業者認定されてペナルティを受けているようです。
業者認定を受けると、出品商品が検索画面に出てこなかったり、アカウントを停止されるリスクがあります。ここでは、業者認定されやすい理由について見ていきましょう。
- 無在庫転売
- 同じ商品を大量出品
- 複数アカウントでの運用
無在庫転売
メルカリは規約で無在庫転売を禁止しています。
無在庫転売とは
商品の注文が入ってから仕入れを行う。在庫を抱える必要がないので赤字になるリスクがほとんどない。 |
中国輸入実践者の中には、メルカリで無在庫転売をする人がまだまだいるようです。
メルカリの運営に見つかると、規約違反でペナルティを受けるのでやめておきましょう。
同じ商品を大量出品
薄利多売な中国輸入では、同じ商品の出品ページを大量に作ってメルカリに投稿する人がいます。
しかし、同一商品を大量に出品する行為は、メルカリの規約で禁止されているためやめた方がいいです。メルカリ内で大量の商品ページを作るなら、ラクマやPayPayフリマなどで同時出品した方が良いでしょう。
偽物・模倣品の出品
ハイブランドのコピー品や模倣品は、法律で禁止されています。
しかし、中国サイトにはいくらでも偽物が販売されているので、これをメルカリで転売する人がたくさんいるんですね。普通に法律違反ですし、刑事罰を課せられる可能性もあるのでやめましょう。
ちなみにクレヨンしんちゃんやポケモンなどの、キャラクターが許可なく使われている商品も多いので注意してください。
中国商品は基本許可なく製造されていますので、キャラクターやブランドのロゴ、柄が使われているものは仕入れないようにしましょう。
複数アカウントでの運用
メルカリの規約では、1人につき1つのアカウントとなっています。
個人が複数のアカウントで販売活動を行うと、業者認定されるので気をつけてください。中国輸入関連の教材では「メルカリのアカウントを複数作る方法」などもありますが、そもそも規約違反なのでよくありません。
健全な転売で稼げる仕組みを作るようにしましょう。
利用者への迷惑行為
例えば、1人の出品者が特定のカテゴリーで大量に商品を出品したら、その人の商品で埋め尽くされてしまいますよね。これは利用者からすると、迷惑行為にあたります。
他には、タイトルや説明文を少しだけ変更して、同一商品を出品する行為なども該当します。
メルカリは年々取り締まりを厳しくしているので、今から参入するなら健全な出品者を目指した方が良いでしょう。評価の少ないアカウントは、取り締まりの対象になりやすいので注意してくださいね。
まとめ
中国輸入メルカリ転売は、これからも稼げる手法であることは変わらないでしょう。
ただし、時代の変化によって売れるものや利益率は大きく変わります。「〇〇を転売すればOK」というものはなく、その時々で需要のある商品を仕入れていくことが大切です。
せどりや転売のノウハウは、中国輸入だけではありません。
興味のある方は、その他の手法も検討してみてください。
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