無在庫転売の5つのリスク!実際に起こった事例や予防のコツ
- 無在庫転売のリスクにはどのようなリスクがあるの?
- 無在庫転売のリスクは予防することができる?どのようにすれば?
本記事ではこのような悩みについて解説していきます。
ネット上では「無在庫転売」と聞くと「稼げる」という情報もある一方で、「リスク」「違法」「危険」などという情報も出回っているのは事実です。
しかし、無在庫転売に関わらずどんなビジネスにもリスクはつきもの。
そのリスクを正しく理解し回避すれば十分稼げるのに、「リスクがあるから」という理由でやらないというのは大きなチャンスを逃すことになります。
今回の記事で無在庫転売にはどのようなリスクがあり、それを回避する方法を分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
目次
無在庫転売で起こりうる5つのリスク
それでは、無在庫転売を実施する上で起こりうる5つのリスクについて解説していきます。
まずは、どのようなリスクが起こりうるのか知ることが重要です。
- 低評価を受けるリスク
- アカウント閉鎖リスク
- 赤字リスク
- 労働増加リスク
- 悪質な嫌がらせを受けるリスク
それでは一つずつ解説していきます。
1.低評価を受けるリスク
無在庫転売をしているお店の評価は比較的低いことが多いです。
というのは、無在庫転売はツールを利用して大量の商品を出品して、売れたら仕入れて発送する流れをとるので
- 購入されたが赤字だったのでキャンセルをした
- 購入されたが在庫がなくキャンセルをした
- 発送までに時間がかかってしまった
- 実際に購入された商品と違う商品を届けた
と、このような事がどうしても起きてしまいやすいのです。
すると、どんなに誠実にお客様対応をしたとしても、一定の率で低評価を受けてしまうリスクが生じてしまいます。
2.アカウント閉鎖リスク
無在庫転売をしていると有在庫で出品している店舗に比べて圧倒的にアカウントが潰される率が高くなるります。
なぜなら出品前に規約違反(ガイドライン違反)商品を削除しきれずNG商品が混ざってしまいガイドラインに抵触するからです。
無在庫転売は大量の商品を出品する必要があるので、出品前に目視チェックをしたとしてもNG商品が混ざってしまうことがあるのです。
販売先によりアカウント閉鎖になるパターンは違います。
例えば、ヤフーショッピングの場合、1度目のガイドライン違反で誓約書(二度と違反しませんという)を提出し、2度違反をおかしてしまうと閉鎖となります。
楽天市場の場合は、運転免許証の違反点数のように違反の内容により点数が決まっており一定の点数を超えるとアカウントが閉鎖させられます。
メルカリshopsも同様に違反を繰り返すとアカウントは潰されてしまうのですが、1度目であれば「誤れば復活する」こともあるようです。
このようにそれぞれの販売サイトにより閉鎖されるケースは異なりますが、無在庫転売をしているとどうしても規約違反となる商品を出品しやすくなりますので、結果、アカウント閉鎖リスクも高くなってしまいます。
3.赤字リスク
無在庫転売をする上で起こりやすい赤字リスクは次のパターンです。
- ツールの月額が高く、ツール代金以上の利益が出せない
- 冷蔵庫のような大型商品が購入され送料負け
- ツールの価格改定が追い付かず仕入値の方が高くなり赤字
無在庫転売をやるにはツールの利用は必須です。
ツールも月額課金のツールがほとんどですし、中には5万―10万もするような高額なツールもあります。
また、大量出品する中でまれに大型商品が混ざったりすることもあります。
売れたけど冷蔵庫?ソファー?洗濯機?なんてことも起こりうるのが無在庫転売です。当然、大型であるので送料も高額になり結果として赤字になってしまいます。
その他、赤字にならないようにツールによる価格改定が何時間かおきに行われますが、リアルタイムに価格改定はされませんので、価格改定が追い付かず赤字で売れてしまうことも起きてしまうのです。
4.労働増加リスク
無在庫転売は軌道に乗ると注文が山のように入るようになります。
月に1000件程度の注文であればやり方次第では誰でも可能です。
しかし、注文が増えると当然、増加するのが
- 不良品の返品
- 不良品の交換
- お客さんからの質問への返信
- Amazonでの注文作業
これらが激増します。
一人ですべてを行うとなると、しかも、副業ならかなりのハードワークにることから、労働増加も一つのリスクと言えるでしょう。
5.悪質な嫌がらせを受けるリスク
無在庫転売は一般的には良いイメージを持たれていないこともあり、時に悪質な嫌がらせを受けることもあります。
特に最近多いのが、Amazonにおける商品写真や説明文を無断で転載したという理由から著作権侵害を理由に脅し、金銭を要求してくるパターンです。
無在庫転売をしている以上、権利者からのクレームは稀にきますが、その場合はすぐに謝罪して、削除、二度と出品しないという対応をすれば99%は解決します。
しかし、中にはこのケースを悪用して「金を払わなければ民事裁判だの、刑事裁判だの、内容証明郵便だの、」と何度も何度もメールや電話をかけてくる人もいます。
ここまでされると逆に脅迫罪として訴えてもいいのでしょうが、無駄なやり取りになるのは間違いないのでやめておいた方がいいです。
このような脅しも金銭目的なのでこちらが無視すれば99%は何事もなく終了するのです。
決して間違えてもお金を払わないようにしましょう。さらなる金銭の要求をしてくるかもしれません。
無在庫転売リスクはあっても稼げる!予防するコツを解説
無在庫転売のリスクについては、100%は無理だけどなるべき起きないようにするコツはあります。
予防回避策を知った上で日々対策をしてれば起こりうるリスクは気にすることなく作業をすることができるようになるでしょう。
- 仕入れ先を複数用意しておく
- ガイドラインを読み込む
- 長期的な利益を上げることを目指す
- 自分でなくてもできる作業は外注化する
- 嫌がらせ行為はスルーする
それでは一つずつ解説していきます。
仕入れ先は複数用意しておく
- 購入されたが価格改定が追い付いておらず赤字になったのでキャンセルをした
- 購入されたが在庫がなくキャンセルをした
上記のケースは、通常仕入れるサイトがアマゾンであれば、アマゾン以外の仕入れ先を確保しておくということになります。
例えば、楽天市場、メルカリ、ヤフオク!などです。
アマゾン以外で商品を探してみると意外とアマゾンよりも安く手に入ることもありますので、様々なショッピングサイトを一度探してみると良いでしょう。
別の仕入れ先を探しても見つからない場合は、実店舗を探すと見つかることもありますが、実店舗を探すくらいなら、費用対効果を考えて、低評価を覚悟でキャンセルを依頼する方が適切かもしれません。
ガイドラインを読み込む
『ガイドライン違反商品を出品してしまいアカウント閉鎖を受ける』というのがリスクの中でも最大のリスクであると考えます。
アカウントがつぶされると、その瞬間から売上は0となるからです。
違反商品を出品しないようにするためのコツは「ガイドラインを熟読」する以外にはありません。
ここで問題となるのが、、「えーこんなに膨大な量のガイドライン覚えることはできない!!」ということではないでしょうか?
もちろん、覚えることは不可に近いので、コツとしては
- 出品する前は必ず目を通す
- 自分で読み上げたガイドラインをボイスレコーダーに録音して定期的に聞き流す
このような方法がありますが、とにかく、都度都度、目を通すなり確認を繰り返していくしかないです。
長期的な利益を上げることを目指す
『無在庫転売は売れた後に、利益確定状態で仕入れをするので赤字リスクはありません!!』
というメリットがありますが、当然、イレギュラーなことが起こり赤字になることも起こります。
- 冷蔵庫のような大型商品が売れてしまって送料で赤字になった
- ツールの価格改定が追い付かず仕入れ値が高くなり赤字になった
代表的にはこのようなケースです。
対策はまず、
【ツールを利用して出品や価格改定を行っている以上、いつでも起こりうることである】
とまず自覚しましょう。
そして、起きた時にはどのように対応するか?事前に決めておくとよいでしょう。
このような赤字になるケースは起きたとしても稀ですので、短期的な利益ではなく、長期的にトータルで利益を上げていくという視点で捉えていくとよいです。
自分でなくてもできる作業は外注化する
無在庫転売は軌道にのると注文数が激増するので、結果として注文作業やお客様対応も激増します。
このようなリスクに関しては、
自分でやらくてもできる作業は外注化するようにしましょう。
例えば、
- 注文作業(仕入れ作業)
- お客様対応(質問、返品・交換対応など)
- 発送作業
これらは一つずつで見ると単純な作業なので、無在庫転売に詳しくない人でもできます。
また、発送作業に関しては「発送代行会社」もありますので、あなたの負担が過剰にならないように、軌道に乗る前から準備していくことをおすすめします。
嫌がらせ行為は徹底的に無視する
無在庫転売で起こりうる「悪質な嫌がらせ」とは「著作権違反を理由に脅し金銭を要求してくる行為」を意味します。
このような金銭を要求してくる脅し行為に関しては、一度謝罪し、商品を削除したら二度と出品されないようにNGワード登録をして、あとは徹底的に無視をしましょう。
無視をしても何度も何度も文面を変えてメールが送られてくるかもしれません。しかし、あなたが無視を続けているとそのうちなくなります。
恐怖のあまり一度でもお金を支払うと、さらに巨額なお金を要求されかねません。注意が必要です。
初心者が無在庫転売で実際に稼いでいく3ステップ
初心者が無在庫転売で稼ぐための3つのステップを紹介します。
- 最初はとにかく出品数を増やす
- 価格設定を細かく行う
- 売れた商品を分析して出品商品の幅を広げていく
この3ステップになります。
稼ぐための3ステップについては『無在庫転売とは?仕組みやおすすめの仕入れ先・売れる商品も紹介!!』で詳しく解説していますので、読んでみて下さい。
無在庫転売のリスクに関するよくあるQ&A
ここでは無在庫転売のリスクについてよくある質問について解説します。
- 無在庫転売に違法性はないの?
- 無在庫転売の末路とは?
- メルカリ無在庫転売はバレるとどうなるの?
それでは一つずつ解説していきます。
Q1.無在庫転売に違法性はないの?
無在庫転売に違法性は全くありません。もちろん、違法になる商品を出品したり、免許の必要な商品を無免許で販売するなどはNGです。
無在庫転売の違法性については「無在庫転売は違法なの?過去逮捕された事例や販売が禁止されているサイトを紹介」で詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
Q2.無在庫転売の末路とは?
「無在庫転売をしている人は最終的には爆死という末路を辿る」というキーワードがネット上で見られますが、決してそのようなことはないです。
無在庫転売している人の末路は大きくわけて次の6パターンになるでしょう。
- めちゃくちゃ稼いでいる人(月収100〜300万)
- 会社員の給料以上は稼いでいる人(月収30〜100万)
- 額は大きくないがお小遣い程度は稼いでいる(月収5〜30)
- 月額のツール代以上稼げず赤字で辞めた
- アカウント閉鎖となり辞めた
- 自分に合わずに辞めた
「末路」や「爆死」というのは4〜6に該当する人のことを指すため、1〜3に入れるように工夫すれば無在庫転売で稼ぐことは可能です。
Q3.メルカリ無在庫転売はバレるとどうなるの?
メルカリで無在庫転売をしているのが事務局にバレると
- 全商品削除される
- 警告を受けて一定期間取引不可となる
- アカウント閉鎖される
このようなペナルティを受けるリスクが高いです。
また、メルカリは無在庫転売を他の販売サイトよりも厳しく取り締まっている傾向が強いので、抜け道を探すよりも、メルカリでの無在庫転売はやらないと割り切る方が無難でしょう。
メルカリ無在庫転売については、『メルカリの無在庫転売は禁止です!バレた時の3つのペナルティとは?』で詳しく解説していますのでぜひ読んでみて下さい。
まとめ:無在庫転売は起こるリスクを予防しながら稼いでいこう!
どうでしたか??
無在庫転売はリスクはありますが、リスクの有無については無在庫転売に限らずすべてのビジネスにおいて起こりうるものです。
「漠然とリスクが怖いから」という理由でやらない選択肢を選ぶ人は今回の記事を読んで、
- どのようなリスクがあるか?
- そのリスクが起きるとどんな結果になるのか?
- リスクを予防するにはどのような方法があるのか?
について整理をしてみましょう。
いきなり逮捕された!などの違法、犯罪性のあるリスクはよほどでなければ起きないことが分かるはずです。
せっかく稼げるビジネスなのに、やらないというのは大きなチャンスを逃すことになります。
リスクについて、予防・対策をしっかりしながら取り組んでみて下さいね。
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