【2023年最新】せどりで送料を安くするための7つの方法

せどりで稼ぐために「送料をいかに安く抑えるか?」というのは利益を上げるためにも必要な項目となってきます。

送料が高くなれば利益も減り、送料を安くできればその分利益も増えるわけですから、やはり送料を安くする方法は利益を出していくためには常に考える必要があります。

今回の記事ではせどりで稼ぐために送料を安く抑える方法を解説していきます。「送料が高くて利益が出せないな」「もし少し送料を安くできないかな?」と悩まれている方にとっては参考になる内容となってますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

Amazonせどりの発送方法

Amazonせどりの発送は、大きく分けて「自己発送」と「FBA発送」の二つに分かれます。ここではこの二つの配送について解説をしていきます。

自己発送

Amazonにおいて自己発送というのは、Amazonで手元に在庫のある商品を出品して、その商品が売れたら自分で発送する方法となります。送料に関しては、「無料」「有料」と自分で設定が可能です。有料の場合、小さく薄い商品であれば数百円程度、ある程度大きさのある商品であれば1000円などと自分で設定が可能となります。

FBA発送

Amazonでは、売れた商品をAmazonが発送してくれるサービスを提供しています。このサービスをFBAと言います。

このサービスを利用するためには、自分が販売する商品をAmazonの倉庫へ納品(発送)しなければなりません。この納品のための送料は自己負担となります。そのため、納品送料を安く抑えることができればAmazonせどりにおいても利益を上げることにつながります。

AmazonせどりでFBA納品で送料を安くする4つポイント

それでは、Amazonせどりにおいて納品送料を安くする4つのポイントについて解説していきます。アマゾン倉庫への納品は1か所に対して数10箱を発送するという方法になるので、複数まとめての料金体制がある配送会社を探す必要がでてきます。

  1. FBAパートナーキャリア
  2. JIT BOX
  3. 西濃運輸
  4. 納品代行会社

ここから一つずつ解説していきます。

①FBAパートナーキャリア

Amazonせどりで倉庫までの納品送料を抑えるための一番の方法は、FBAパートナーキャリを利用することと言えます。パートナーキャリアとは、Amazonが納品のために提携している配送業者(ヤマト運輸、郵便局)を利用することで格安料金で倉庫まで発送することができるサービスとなります。

FBAパートナーキャリアをおすすめする理由は、発送料金が圧倒的に安いからです。1箱ずつに送料が発生するのですが、それでも安いです。

【例えば、中国地方から関東の倉庫へ120サイズの段ボールで納品する場合】

通常料金1830円であるのに対してFBAパートナーキャリアを利用すると約800円の料金で発送することが可能となります。これは驚くべき数字ですよね?

その他の段ボールサイズも同様に格安で発送可能ですのでAmazonせどりにおいては、このヤマト運輸のパートナーキャリアを利用することは必須であると考えてます。ただし、郵便局のパートナーキャリアに関しては、ヤマトほど安くないので使うならヤマトを利用しましょう。

②JIT BOX

このJit boxというサービスは縦長の大きな鉄のカゴを利用した貸し切り輸送です。一つのカゴ(1BOX=107cm×107cm×170cm)ごとに送料が発生します。1BOXあたり100サイズの段ボールが40個前後積むことが可能というのが目安です。

Amazon納品にはかなり相性の良かったヤマト便が終了してしまい、今後どのように送料を抑えるか?どの配送方法を使用しようか悩んで、その結果最初に利用したのがJIT boxでした。

納品倉庫が関東で2BOX分納品して56000円でした。ヤマト便で納品していたころは同じ量が25000円程度でしたので、とてもではないですが使えない配送方法で一度きりで辞めました。

JITBOXは多くの商品を同じ場所に発送するなら良いサービスではありますが、発送先が近いことが条件になります。近場のFBA倉庫への納品であれば使えるサービスであると言えるでしょう。

③西濃運輸 

3つ目が西濃運輸です。西濃運輸もかつてのヤマト便と同様の同一箇所にたくさんの商品を送ることができるサービスを提供しております。

料金に関しては、近くのセンターに電話して担当者から見積もりをもらう形になります。西濃運輸に関しても見積もりを出してもらいましたが、結果としてはJITBOXと同程度の料金でしたので、利用はあきらめました。

ただし、西濃運輸と契約を結んで月に何100という商品の発送があるのであれば、料金は安くなるとのことでしたので、そこも交渉次第になりそうです。

④納品代行会社を利用する

4つ目は納品代行会社を利用するという方法があります。納品代行会社を利用することで納品代行会社自身が契約している配送会社の格安料金を利用することができます。そのため、納品送料を安くすることが可能になります。

また、納品代行なので仕入れた商品をそのまま代行会社へ送るだけで自分では納品する必要もなくなります。もちろん、手数料は発生しますが、自分自身の時間が増えるというメリットもあります。代行会社は数多くありますので、ご自身のせどり状況に合わせた代行会社を利用することで総合的にメリットが大きいのなら利用する価値は大いにあります

Amazonせどりの自己発送で送料を安くする3つのポイントは?(メルカリ、ヤフオク!なども)

せどりにおける自己発送で商品発送の送料を安くする方法をここでは紹介します。ポイントは下記の3つになります。

  1. 販路独自の配送サービスを利用する  
  2. 料金後納契約をする  
  3. 小さく薄い商品を扱う

それでは一つずつ解説していきます。

①販売サイト独自の配送サービスを利用する

販売サイトが独自で提供している発送サービスは以下のような配送サービスとなります。

メルカリ らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)
ゆうゆうメルカリ便(郵便局)
ヤフオク! ヤフネコ!パック
ラクマ かんたんラクマパック(ヤマト運輸、郵便局)
paypayフリマ おてがる配送
Amazon マーケットプレイス配送サービス

これらのサービスを利用して発送するメリットは、やはり送料が安いということです。

メルカリ、ヤフオク!、ラクマが独自でヤマト運輸、郵便局と提携をしており、その提携料金を使うことができるために安い料金で発送できるわけです。

また、全国一律料金であることから、例えば「北海道、沖縄、その他離島」など発送料金が高くなる地域でも安く発送することができます。これらの地域は、小さい荷物でも宅急便サイズなら2000円をこえるのが当たり前です。このような地域にも近くへ送る料金と同じ料金で送ることができるのは大きなメリットです。

ぜひ自分が利用している販売サイトが提供している配送サービスを事前に調べて、少しでも安い方法で発送をしましょう。

②料金後納契約をする

次に料金後納契約をするという方法があります。ヤマト運輸、郵便局、佐川急便などそれぞれの配送会社と契約を結ぶことで、通常料金よりも安い値段で発送することが可能になります。

ただし、月に発送する個数によりその割引率は変わってきます。ですので、すでにある程度の発送量があることが必要条件となります。

例えば、自分の住んでいる地域や発送する個数による割引率は異なってきますが、配送会社に連絡して月の大体の個数を伝えると見積もり表を作成してくれます。

自分の場合は自己発送が300程度あった状態で連絡をしたら配送会社からするととても喜ばれて「ぜひ契約してうちを使ってください」と言われ、約4割引きで契約してもらえました。

  • 格安料金で契約ができると
  • 安く発送できる
  • 料金は後払い
  • 専用の管理サイトから伝票を簡単にたくさん発行できる

などのメリットもあります。思った以上に簡単に契約することができるのでチャレンジしてみるといいでしょう。

③小型商品・薄い商品を扱う

商品を安く送るための最も手っ取り早い方法は小型商品、薄い商品を扱うことです。

小型商品(辞書程度の大きさ) レターパックプラス・宅急便コンパクト 500円前後
薄い商品
クリックポスト・ネコポス(要契約) 200円程度
レターパックライト 360円

このようにもともと送料が安い配送方法になるからです。このような小さく薄い商品は多く存在します。

レターパックプラスは上手に活用すれば60サイズ程度の大きさの商品も梱包することが可能となりますので、状況に合わせてうまく活用してもらえれば送料の節約にもなります。

このような参考サイトで調べてみると安く発送する方法を色々発見することができます。

各配送会社のお得なプランを比較

配送会社と契約ができればベストなのですが、それほどの発送数がなくて契約できない方も多いと思われます。そのような方にとっておすすめの発送サービスがあります。それがヤマト運輸、郵便局が提供している

  1. ヤマト運輸(クロネコメンバー割)
  2. 郵便局(ゆうパックスマホ割)

になります。ここからそれぞれを説明していきます。

①ヤマト運輸(クロネコメンバー割)

ヤマト運輸の場合、クロネコメンバーズという会員に登録するとヤマト運輸での発送がかなり安く発送することが可能になります。

持ち込み割 デジタル割 メンバー割引き
通常 100円引き 60円引き なし
クロネコメンバー割 150円引き 60円引き 10%引き
クロネコメンバー割BIG 150円引き 60円引き 15%引き

東京から愛知へ60サイズの商品を送った時(持ち込み割、デジタル割を利用した時)

通常料金 930円
クロネコメンバー割 562円
クロネコメンバー割BIG 515円

このように最大50%近く割引された料金で発送することが可能になります。

ただし、注意点があります。

  • 割引きが適応されるのは、現金チャージした専用のカードから支払い時のみとなります。
  • 着払いには割引は適応されません。
  • 自宅もしくはヤマト直営店でのみ使えます(コンビニ、宅配ロッカー、その他取り扱い店では使用不可)

契約できるほどの発送量がない場合は、こちらのメンバー割を利用すると大幅な送料の節約につながるのでおすすめです。

②郵便局(ゆうパックスマホ割)

郵便局にもヤマト運輸と同様の割引サービスがあります。それがゆうパックスマホ割です。

持ち込み割 スマホ割 継続利用割引き
通常 100円引き なし なし
ゆうパックスマホ割 なし 180円引き 10%引き

専用のアプリをダウンロードして、事前に登録していたゆうIDの情報を入力すると使えるようになります。専用アプリより配送情報を登録して二次元バーコードから伝票を発行します。支払いもアプリ内で完了するので窓口での支払いもありません。

こちらのサービスを利用して発送するとゆうパック基本運賃から180円値引きで発送することができ、さらに「継続利用割引」という割引があり、年間(前月までの1年間)で10個以上発送があった場合に10%割引が適応されます。月に数個程度の発送があればすぐに継続利用割引も適応されるようになります。

さきほど同様、60サイズの商品をゆうパックで愛知県から東京へ送る場合

通常料金 870円
ゆうパックスマホ割 690円
ゆうパックスマホ割+継続割引 621円

ゆうパックスマホ割の注意点は、郵便局でのみ利用可能という点です。(ゆうプリタッチという専用のバーコードスキャナーを利用して伝票を印刷します)

クロネコメンバー割とゆうパックスマホ割はどちらがお得か?

ヤマト運輸と郵便局の両サービスを比較するとヤマト運輸の方が安く発送することができます。

さらにヤマト運輸は宅急便コンパクトという発送方法にも割引が適応されるために小型サイズの商品であれば350円~発送することも可能です。このサイズは郵便局(ゆうパックのみ)にはありません。

せどりにおける送料の計算方法と3つの便利なアイテムを紹介

次にせどりにおける送料の計算方法と発送サイズを簡単に測定するための3つのアイテムを紹介します。

送料はざっくりとこのような感じに分かれてきます。

  • 薄い商品(200円前後)
  • 厚みはあるが小さい商品(500円前後)
  • 上記以外の通常商品

ここをまず頭に入れておいてください。

せどりにおける送料の計算方法

送料の計算のためには、商品の厚み、3辺(縦、横、高さ)の合計を測る必要がでてきます。事前に商品のサイズを把握しておかなければ、適切な発送方法がわかりませんので、発送に必要な送料もわかりません。送料を正しく把握しなければ利益もどのくらいとれるのかも分からないので、正しく送料計算をする方法を知っておく必要があります。

送料計算をするには

梱包サイズを把握→→→配送会社のサイトでサイズを入力して計算

これが一般的な流れです。

しかし、このような比較サイト(『送料の虎』)を利用すると、それぞれの配送会社のサイトで調べる必要もなく、簡単に送料がわかります。しかも、どの配送方法がより安いかがわかりますので状況に応じて使ってみるといいでしょう。

サイズを正確に把握するために便利なアイテム

  • 梱包サイズが一目でわかる測定用の色付きメジャー
  • 厚さ測定定規
  • サイズ計測アプリ

このような3つのアイテムを利用することで梱包サイズの測定が楽に正確に行えるようになります。

メジャーと厚さ測定定規はダイソーで購入可能です。サイズ計測アプリはiphoneでは購入時よりインストールされている「計測」というアプリが使いやすいです。アンドロイドでもアプリで「計測」と検索すると色んな計測用のアプリが出てきます。

仕入れをしているときにサイズを知りたければ、このアプリを使えばサイズが測定できます。すると正確な送料も予測でき利益計算にも役立つというメリットのある便利なツールです。

メルカリせどりで必要な送料を安くする方法

メルカリせどりで購入された商品を発送する際には、らくらくメルカリ便、もしくはゆうゆうメルカリ便を使用することをおすすめします。

送料が安く、しかも全国一律料金、集荷でもコンビニから発送も可能、あて名書きも不要、また匿名配送であることから購入される率が高くなるからです。

らくらくメルカリ便の送料(全国一律料金)

ネコポス(厚み3cm以内) 175円
宅急便コンパクト(薄型/箱型) 380円+箱代70円
宅急便サイズ
60サイズ 700円
80サイズ 800円
100サイズ 1000円
120サイズ 1100円
140サイズ 1300円
160サイズ 1600円

ゆうゆうメルカリ便の送料(全国一律料金)

ゆうパケット(厚み3cm以内) 200円
ゆうパケットプラス 375円+専用箱代65円
ゆうパック
60サイズ 700円
80サイズ 800円
100サイズ 1000円

薄型(3㎝以内)、小型(辞書サイズの商品)はらくらくメルカリ便でもゆうゆうメルカリ便でも200円程度、500円程度での発送となるのでそれほどの差はありません。

宅急便サイズも100サイズまでは同額ですね。しかし、ゆうパックに関しては100サイズまでしか取り扱いがないということに注意してください。大きいものを送るときはらくらくメルカリ便を使用するようにしましょう。

せどりで送料による赤字を防ぐ唯一の方法

せどりをする上で送料が高くて赤字になるという問題を解決する唯一の方法は「しっかりと利益のとれる商品を仕入れできるようになる」ということのみです。自分自身の物販に対する総合的な力をつけなければなりません。

なぜなら、送料というのは配送会社が決定する料金であり、こちらがどんなに頑張っても変えることのできない要素だからです。

一方、仕入れ額を抑える、販売価格を上げる、利益をもっととれる商品を見つけるというのは、自分自身のリサーチ力を高めるであったり、仕入れ判断力を身につけるであったり、努力次第では変えることのできる要素になります。

変えることのできない要素(送料)をどうにかしようと悩んでも仕方がありません。

せどりをする上で送料をいかに抑えるか?が利益をアップさせるためのポイントの一つであることは間違いありません。ですので、

  • 安い発送方法を事前に調べておく
  • 配送会社との契約をする

などの工夫は必須となります。

しかしながら、やはり配送料金というのはいつ値上げをされるのは不明であり、その値上げを止めることは不可能です。

ですので、「送料が安ければ利益がとれる。送料次第では赤字になる」という今の自分の状態を改善すべきです。送料による赤字を防ぐ唯一の方法は、利益をしっかりとれる商品を探せる自分になる以外にはありません。

まとめ:せどりの送料しっかり利益商品を仕入れること考えよう

今回はせどりをする上で送料をどのようにしたら抑えられるかについて解説しました。

発送方法は様々ありますが

  • Amazonせどりで納品のための発送(一か所に大量に荷物を発送する)
  • 自己発送(メルカリ、ヤフオク!など売れた商品を自分で発送する)

によっても発送方法は分ける必要があります。

また、

  • 各販売サイトが提供する格安で送れる発送方法、
  • クロネコメンバーズのように会員になると利用できる割引
  • 個人で直接契約する方法など送料を安く発送する方法

についても解説してきました。

送料をいかに抑えるかというのは利益をあげるために重要なポイントになります。しかし、それ以上に、せどりにおける送料のことを気にしなくてもいいくらい利益のとれる商品をリサーチできる自分になることの方が重要です。

そのため物販に対する自分の力をつけて、しっかり利益商品を仕入れて販売することのできる自分になっていきましょう。

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